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アットホーム投資 投資コラム 不動産投資Q&A 賃貸管理編:ペット問題

不動産投資Q&A

賃貸管理編

更新日:2009/01/29
質問

ペット問題

賃貸住宅の住民がペットの声や臭いの問題でもめる場合があると聞いています。私も犬を飼っているのでペットに対して抵抗がなかったのですが、飼育可能とすべきか?こんな問題が発生するのならペット飼育不可にしたいと思っています。ペット飼育可能とした場合の注意点を教えてください。


回答

1.ペット問題の本質

ペット問題は感覚の問題がありますよね。犬の声も可愛いと思う人もいれば、わずらわしいと思う人も、どんなに小さな犬でも怖いと思う人までいます。

臭いについては、自分が飼っていると全然気にならない。しかし、ペットを飼っていない人からすれば、臭いは気になりますよね?自分の加齢臭がわからないのと同じかもしれません。

このような紛争が生じる原点には、ペット問題を有耶無耶にしていることがあります。ペットについての明確な取り決めがない場合が多いのです。
ペットについて拒否反応があるものとそうでないものが混住することに問題があると考えられます。分譲マンションなどでも問題になっているところです。ペット禁止であるのにペットを飼っている人が沢山いる、だんだん、ペット飼育可能が当然のようになっている。アレルギーなどがありペット飼育禁止だからここに住んでいるのにと紛争になっています。


2.ペット飼育の一般化

高齢化社会・核家族化社会においては、ペットは家族だという人も沢山います。そして、ペットを家族として甘やかしている飼い主も沢山います。ペットは癒しの効果があるとの研究発表もあり、一概に拒否できない部分があることも事実です。盲導犬や介助犬なら良いのかなどその考えは一律ではありません。

3.ペット飼育の可否判断

しかし、賃貸住宅でもペット飼育のルール決めが必要です。
一般の賃貸マンションの場合は、経営戦略的な判断が必要です。ペット飼育可能とすると入居率アップに貢献するのかです。一方ではペットが飼われていた部屋は臭いやいたみが激しいので余分なメンテナンスが必要です。明確にする必要があります。

4.ペット飼育ルールの作成

そして、ペット飼育可能とするなら、そのルールを決めておく必要があります。居住者に説明し、違反した場合には退去もやむなしとしておく必要があります。
これは、ペット問題だけではなく居住のルールを守れない居住者を温存すことの弊害を排除するためです。

誤解のないように言っておきますが、最初からペットの飼育を全面的に禁止することは可能です。これは、オーナーの判断です。入居条件に明記しておけば、違反者に対して毅然とした対応が可能となります。

ペットについてのルールについては、分譲マンションの標準管理規約におけるペット飼育細則等を基準とすると良いでしょう。飼育可能なペットの種類、大きさ、飼育のルール等を決めます。たとえば、小鳥、犬は抱ける程度まで、蛇などは禁止とかです。また、エレベーター内では抱きかかえること、ベランダでの飼育禁止なども明記すべきでしょう。違反した場合の処置も明確にすべきです。複雑な問題としては、来客者がペットを連れてきた場合や一時預かっている場合など問題はつきませんが、ペット飼育可能とする場合には、ルールを決定して、入居の際にペナルティについても充分知らしておく必要があります。

猪股 豊氏
猪股 豊氏

日本コミュニティサポート(株)代表取締役社長。
資産承継研究所(不動産実践塾『いの塾』)塾長。

主な著書に、週刊住宅新聞社『けったいで おもろい相続の話』、住宅新報社『マンションの価値を上げる 管理の超実践読本』(共著)。夕刊フジコラム『買って良いのか!このマンション』、住宅新報社新聞『不動産FPセミナー』執筆。


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